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適応障害で会社を休職する方法は?体験談を交えてご紹介!

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お仕事をしていると、どうしても精神的に疲れてしまうことがありますよね。

そんな時に無理をして働くと、取り返しの付かない状態になる可能性があります。

 

私は心療内科で適応障害と診断され、2ヶ月間会社を休職することになりました。

 

今回そんな私の体験談を交えつつ、休職する方法をご紹介します!

 

私の場合はこうでした!ということが中心ですので、人によっては当てはまらない可能性もありますので、その点はご注意ください。

 

 

適応障害で会社を休職する方法

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会社を休職するためには以下のステップを踏みます。

  1. 病院で診察を受ける
  2. 病院で診断書を発行してもらう
  3. 会社に診断書を提出する

 

以下簡単に手順を解説していきます。

 

休職方法① 病院で診察を受ける

最初に必要なのが病院で診察を受けることです。

 

身体的な疾病や怪我はもちろんのこと、

  • 最近何をしても楽しくない
  • 仕事のことを考えると涙が出てくる
  • 仕事をしなきゃいけないのにどうしても手に付かない

みたいなことでも大丈夫です。

私の場合はこのケースです。

 

心の病も立派な病気。

今までと悪い意味で心が変化した気がしたら、それは病気の合図かもしれません。

 

休職方法② 病院で診断書を発行してもらう

症状が深刻な場合は、医師と相談の上で診断書をもらってください。

私の場合は2ヶ月弱ほぼ毎週通院した結果、休職しようという流れになりました。

診断書に記載される事項は病院によって異なりますが、私の場合は

  • 病名
  • 治療が必要な旨
  • 休職期間

などが書かれていました。

 

休職の期間は症状次第ですが、傷病手当の都合上最大で1年半になります。

私のケースではひとまず2ヶ月で、あとは症状次第で様子見という感じでした。

 

医師と相談の結果休職が必要だと判断されたら、病名が記載された診断書が発行されます。

診断書発行には即日〜2週間前後かかります。

 

料金は私の場合は3,000円でした。

ただし病院によっては1万円くらいかかる場合もあるので、よく確認しておきましょう。

 

期間・料金は病院によって異なるのでご注意ください。

 

休職方法③ 会社に診断書を提出する

診断書を発行してもらったら、あとは会社に提出して休職させてもらうだけです。

(といってもこれが一番ハードル高いですよね……)

 

提出は手渡しでも郵送でも大丈夫です。

私は手渡しにしましたが、どうしようもないくらい限界だと、出社することすら厳しいですよね。

ですから心の状態によっては郵送してしまっても問題ありません。

 

診断書が出ている以上、会社はその指示を拒否することが出来ません。

万が一拒否されてしまったら、医師や労基に相談してみましょう。

 

その後は会社規定にもよりますが、私の場合は会社と少し話し合いをしてから、休職する運びとなりました。

診断書を提出してから1週間もかかっていません。

 

以上が休職までに必要なステップです。

 

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私が適応障害で会社を休職するまでの体験談

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私が適応障害で休職に至るまでの体験談を、簡単に書いて行きたいと思います。

 

休職中の出来事や考えていたことなどはnoteに書いていますので、よかったら合わせてご覧ください。

note.com

体験談① 心に起きた異常

約7年間勤めた会社。

仕事にはとっくの昔に慣れていた……はずでした。

 

しかしコロナ禍で仕事量が減るどころか、むしろ増えまくりな弊社。

その上人員が減り、それに対する補充なし。

私の担当は2〜3倍まで膨れ上がりました。

 

その結果起きたことがこちら。

  • 仕事のことを考えると涙が止まらない
  • 毎日酷く落ち込む
  • 仕事は沢山あるのに手が止まる
  • 心がざわついて眠れない

そんな状況を重く見た旦那に促され、3日間の休みをもらい心療内科へ行きました。

 

体験談② 薬が手放せない毎日

心療内科では心の調子を整える薬を処方してもらいました。

この薬を飲むと、ざわざわしていた気持ちが少しだけ落ち着くんです。

これを心がしんどい時だけ飲むように指示を受けました。

 

ただひとつ問題が発生。

 

仕事のある日は常に飲まなければ、不安で不安で仕方ないのです。

時間が経っても改善する気配がなく、仕事を続ける以上は薬を飲み続ければならない状態。

 

これって果たして健康的な働き方なのでしょうか?

 

体験談③ 休職を勧められ診断書を発行

この状態をお医者さんと相談した結果、休職するように勧められました。

病名は「適応障害」。

仕事の環境に対して適応できていない、明らかな適応障害とのことです。

 

休職という大きな決断は少し悩みましたが、今後の自分を考えた場合必要なことだと判断。

以前から旦那にも休職を勧められていたこともあり、承諾することに決めました。

 

期間は2ヶ月間。

その日のうちに診断書を発行。

 

次の出社日に上司に提出することを決断しました。

(無理な人は郵送でも良いのですよー!)

 

体験談③ 会社に診断書を提出→そして休職へ

頭の中ではずっと、どうやって上司に伝えるかをシミュレーションしていました。

 

診断書を手に出社。

上司にアポを取り、

  • 診断書が出たこと
  • 2ヶ月間休職したいこと
  • 今後のことはまだ考えられないこと

などを伝えました。

 

私の会社では過去にこのようなケースがなかったらしく、本社と相談すると告げられます。

その結果、会社の結論が出るまでの数日間は休み、その後一旦出社して今後のことを話し合うということに。

 

結論としては、無事休職することができました。

休職することになった日に、営業から心ない言葉をかけられて酷く落ち込んだのは、また別のお話。

 

その日の午後からゆるゆるとした休職ライフに突入したのでした。

 

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あなたが仕事を休んでも仕事は回る

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仕事を休めない理由としてよく挙がるのが、

  • この仕事は私しか出来ないから
  • 他の人に迷惑がかかるから
  • 人員が足りなくて仕事が回らないから

あたりだと思います。

 

だけど実際はそんなことないんです。

いなかったらいなかったで、それなりに仕事は回っていきます。

 

私もベテラン内勤という立場で、まだまだ後輩に教えていることがありましたし、営業から聞かれることも沢山ありました。

だからこそ「休めない!」「休んじゃいけない!」という気持ちになってしまっていました。

しかし今こうやって長期で休んでいても、営業は出来ています。

 

残っている人たちはそれなりに大変な思いをしていることでしょうが、そんなの今の私には関係ありません。

仕事が回らないのは会社の責任であって、私の責任ではありません。

 

だからしんどいなら休んで良いんです。

 

休職をしてみたら余裕が生まれた!

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会社を休職してみたら、気持ちに余裕が生まれました。

 

それまでは「仕事」「仕事」「仕事」で、他のことを考える余裕があまりない状態。

しかし休職をしてみた結果

  • ライティングを頑張りたい
  • 髪色を変えたい
  • 〇〇に遊びに行きたい

みたいな欲が生まれてきたんです。

(ちなみに髪色は何を思ったか金髪になりました)

 

仕事に熱中できるのは、それはそれで素晴らしいことだと思います。

だけど私はそれが無理です。

仕事を忘れてゆっくりする時間が必要。

 

そんな大切なことが、いっぱいいっぱいの状態では忘れてしまうんです。

頭のキャパが仕事のことでいっぱいで、他のことにさく余裕がないんです。

 

だから一旦長い休息を得て、ゆっくりしてみることは本当に重要だと改めて感じました。

 

心に休息期間をあげよう

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頑張り屋さんのあなたは、どうしても「〇〇をしなきゃ」「みんなに迷惑がかかる」と思って、仕事を頑張ってしまっていることでしょう。

 

だけど休んで良いんです。

身体と一緒で、心も休まなければ疲れてしまいます。

 

だから少しでも心の不調を感じたら、とりあえず病院に行ってください。

 

一時的なことであれば薬で凌ぐことが出来ますし、長期化するなら休職という選択肢も出てきます。

 

どうか自分の心を大切にしてください。

 

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