結婚式の準備は知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまうことがあります。
その結果いつもは順調だった生理がずれて結婚式と被ってしまった……なんてこともあるかもしれません。
実際に私は大幅にずれてしまい当日は生理3日目……。
そんな経験を元に、考えられる対処法を書いていきたいと思います。
挙式当日!トイレに行けるタイミングは?
挙式当日に新婦がトイレに行けるタイミングは非常に限られています。
私のときは以下の4回でした。
- ドレスを着る直前
- 挙式~披露宴の間
- お色直し
- 披露宴後
普段ならこまめに生理用品を取り換えられますが、結婚式ではこの通り限られた時間でしか取り替えることができません。
そのため結婚式当日の生理にはそれ相応の準備が必要となります。
それでは具体的にどんな対処法があるか考えてみましょう。
予め分かっている場合
婦人科に相談
生理予定日が結婚式付近だと予め分かっている場合は、婦人科に相談しピルを処方してもらいましょう。
低用量ピルの説明は以下を参照願います。
処方してもらう際はある程度期間に余裕を持った方が良いかと思います。
特に生理不順の方は2~3ヶ月くらい前から準備しておくと安心かもしれません。
最近はアプリで購入できる「スマルナ 」というサービスもあります。
診察から購入まで全てアプリ内で行えるので、忙しくて病院に行く時間がない!という方もぜひお試しください。
予定外の場合
予定よりもずっと早くor遅く来てしまった場合の対応です。
タンポンを使う
体内で経血を吸い取ってくれるタイプの生理用品「タンポン」。
吸収力があり長時間でも耐えられる点が魅力的なアイテムです。
普段から使い慣れている方ならタンポンの使用がおすすめですが、普段はナプキン派!という方が急遽使うにはなかなか難しいかもしれません。
私は試してみたものの上手く使えなくて断念しました。
また基本的に漏れないようですが、やはり少々不安があります。
その場合はナプキンと組み合わせて使うのが良いかも?
タンポンを長時間使用した場合、病気になる可能性もあります。
必ず使用時間の目安を守って、トイレに行けるタイミングで必ず交換しましょう。
大きめののナプキンを使う
挙式当日は出来る限りサイズの大きいものを使うことをお勧めします。
挙式当日にトイレに行ける機会は限られています。
そのため通常使っているサイズ+2~3くらい上のサイズの方が安心です。
(例えば普通の日→多い日用にする、など。)
ショーツタイプがおすすめ
私の場合は3日目と比較的多い日。そこで使ったのがショーツタイプでした。
ショーツタイプのメリットは
- ずれない
- 長時間安心
- 漏れにくい
という点です。トイレに行ける機会が限られている以上、長時間つけていても耐えられるサイズが求められます。なおかつずれにくいものを……と考えるとショーツタイプが最適でした。
花嫁はとにかく座っている時間が長いです。ずっと座っていて、中座などで立ち上がった瞬間にドバっと血が出てくることもあり得ます。
このときショーツタイプだと完全にガードしてくれるので非常に安心です。
デメリットは
- ちょっと恥ずかしい
- ドレスによってはNG
という点になります。
基本的にショーツタイプは上から生理用ショーツを重ね履きする必要がありません。
しかし見た目的には完全におむつなので少々恥ずかしいです。
(着替えの際にアテンドの方に見えてしまう可能性があります。)
ただこの点は上から生理用ショーツを重ね履きすれば問題ないです。
問題は2つ目。ショーツタイプはおむつっぽい形状のせいでもこっとしています。
そのため補正下着で押さえつけても綺麗なラインにならない可能性も考えられます。
よってボディラインの出るようなドレスの場合はおすすめできません。
この場合はタンポンや普通のナプキンで対応するしかないと思います。
私の体験談
最初に書いた通り私は生理が予定日と大幅にずれてしまい、結婚式当日は生理3日目。
タンポンは合わなくてだめ。多い日夜用のナプキンを使ったところで長時間耐えきれるのか不安。
そんな中巡り合ったのがショーツタイプのナプキンでした。
一応どんな感じかと予め1~2日目にかけての夜に試してみましたが、ずれる感覚が全くなく就寝時の安心感が全然違います。
幸い私が着たドレスはAラインとプリンセスラインなので多少もこっとしようと関係ありません。そのため晴れて当日使用することが決定しました。
当日はナプキンの上からボクサータイプの生理用ショーツを履き少しでも見えづらいようにしました。
後からガードルも履きましたし、恐らくアテンドさんには見えていなかったと思います。
式や披露宴中は生理のことを全く考えずに済むくらい安心できました。
万全な状態で迎えるために
私の場合、生理痛は比較的軽い方で、1日目に腰痛と腹痛がある程度で2日目以降は特に問題ありません。
しかし中にはそうでない方もいらっしゃると思います。
大事な結婚式なのに腰痛が……腹痛が……動くのもしんどい……。
そんなの辛すぎます。
大事な日だからこそ万全の体調でのぞみたいところです。
そのためにはやはり婦人科への相談が何より大切です。
準備が終わらないことへの焦り。
当日に向けての緊張。
スムーズに進行するかの不安。
楽しみな結婚式!だけど直前はどうしてもナーバスになってしまうこともあると思います。
生理周期はストレスによって変動することもあります。
よっていつもは周期通りに来ている方でもずれてしまう可能性は十分にあります。
だからこそ「私は大丈夫」と思わずに、早めのうちから婦人科に相談してください。
それが難しい場合は先ほどもお話したように「スマルナ 」などを利用するのも一つの手段です。
まだ結婚式まで時間があってこの記事を読まれている方は、ぜひ一度ご相談をお願いします。
もう式直前だよ!と言う方はこれまで書いたことを参考に、当日できる対策をしてください。
生理痛の重い方は鎮痛剤を飲むなりして対処するしかないのかな……。
※動けないくらい重い生理痛の方は、結婚式関係なく婦人科に行くべきです。
皆さまが少しでも安心して結婚式当日を迎えられることを祈っております。