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『コンフィデンスマンJPプリンセス編』感想

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2020年7月23日公開の『コンフィデンスマンJP』。
ドラマ版のときから大好きだった本シリーズの最新作を観に行きました!
 
決定的なネタバレは避けますが、ちょっぴりネタバレも含みますので気になる方はご注意ください。
 

『コンフィデンスマンJP』とは?

『コンフィデンスマンJP』は2018年4月~6月にかけて放送されていたフジテレビ系のテレビドラマです。

 

コンフィデンスマン=信用詐欺師のダー子、リチャード、ボクちゃんが中心となり、時には女優、時には医者、時には家族(!)にすらも成りすましお金をだまし取ります。

その額は数千万~数十億円と莫大!

毎回個性豊かなお魚(ターゲット)が登場するのも魅力のひとつです。

 

2019年には映画第1作目にあたる「ロマンス編」が上映されました。

そして今年2020年7月より、第2作目の「プリンセス」が上映されています! 

 

泣いて笑えるペテン劇

いきなりダー子とスターが喧嘩別れしたり、ボクちゃんがいいように振り回されたり……。
相変わらずのドタバタ具合です。
 
前作プリンセス編は最初から最後までドタバタ痛快な作品でした。
一方今作はじわっと感動させられる場面も。
ドラマ版の家族編が雰囲気的には近いかもしれません。
ちょっぴり泣いちゃいました。
 

鮮やかな伏線回収

『コンフィデンスマンJP』最大の魅力は、ラストの鮮やかな伏線回収。
いつも「どこからが計画なの!?」とわくわくさせられます。
今回も勿論ありますよー!!!
 
しかし今回のお魚は今までとは桁違いの超超超大物。
更にお供の子猫ちゃんはド天然でちょっと頼りない。
当初の計画通り!……とはなかなかいきそうにありません。
 
だけどそこはさすがのダー子たち。
今回もびっくりな結末が待ってます!
 

面白い作品には演者のプライベートなんて関係ない

 
本作には不倫で話題になった東出昌大さんや、先日お亡くなりになった三浦春馬さんが出演しています。
正直観に行く前はその辺りが気になって集中できないのでは?なんて思っていました。
だけど実際は観ている間は全くそんなことは気になりませんでした。
ただただ作品に夢中になれたと思います。
 
改めて、本当に面白い作品であれば出演者のプライベートな部分なんて関係ないんだなと感じさせられました。
不祥事があると公開中止になる作品もありますが、犯罪を犯したというわけでもない限りは普通に公開しても問題ないと思います。
作品に罪はない。
 
ただ集中できない作品に関してはどうしても雑念が入ってしまうこともあるので、一概には言えないなあと思うこともあります。
しかし『コンフィデンスマンJP』に関してはしっかり作品だけに集中できますのでご安心ください。
 

豪華すぎるゲスト

前作ロマンス編では、ドラマ版のお魚たちが多数出演していたことが話題になりました。
今回ももちろん登場しますよ!(ロマンス編よりは少なめですが……。)
 
脇役としてはデヴィ夫人が本人役で出演。
脇役ながら良い味出してます。
また一瞬だけですが、あの一流芸能人も出演しています。
更に世界的大スターまで!と思ったらこちらは偽物でした。騙された!
 
余談ですがフウ家の長男クリストファー役の古川雄大さん。
テニミュに出演されていたときの彼しか知らなかったので最初全く気づきませんでした。
王子様系の雰囲気から落ち着いた大人の男性へと進化していましたね。
めっっっっっちゃ眼福でした。
 

ラブコメヒロインな赤星さん

ドラマ編、ロマンス編に続き、またも赤星さんが登場します。
お金大好き、ダー子たちのことは大嫌い(?)な赤星さん。
今回もついちょっかいを出してしまいます。
 
その結果は……お察しの通りかと思います。笑
  
時系列的にはプリンセス編よりも後の話になりますので、ダー子からのラブレターを貰って以来の再会です。
これには赤星さんもどこか嬉しそう。
 
また決定的に「ダー子たちのことめっちゃ好きじゃん!」と思うようなシーンも……。
だけど会ったらつい意地悪しちゃうんですよね。
どこぞのラブコメのヒロインかと言いたくなる可愛い赤星さんにご注目あれ!
 

三浦春馬さん

プリンセス編に引き続き、ジェシー役として出演。
天才恋愛詐欺師のジェシーは今回もお魚を求めて現れます。
しかしそこにはダー子はもちろん、赤星さんの姿も!
赤星さんの報復に怯えまくる可愛いジェシーは必見です♪
 
そんなジェシーを演じる三浦春馬さんは2020年7月18日にお亡くなりになりました。
あまりに突然の訃報に、また死因が死因だけに呆然とさせられた方も少なくないと思います。
私自身、今も胸の中にひっかかり続けています。
 
スクリーンの中の三浦春馬さんは本当にキラキラしていて、そんな訃報があったことも忘れてしまうほどでした。
月並みですが、まさしく「画面の中で生きている」という表現がぴったり当てはまります。
 
きっとこれからもそうです。
私たちのようなこれまで画面越しにしか出会ってこなかった人たちは、これからも画面を見れば今までと同じように彼と会うことができるのです。
そう思うと少しだけ胸のひっかかりが楽になったように感じます。
(もちろん近しい方々はそうはいかないと思いますが……。)
 
ただやっぱり新しい作品が見られないというのは寂しいですね。
 

みんなも騙されよう!

今回も終始ハイテンションに楽しませてくれた『コンフィデンスマンJP』!

プリンセス編は単体ではもちろんですが、ロマンス編も観ておくと更に楽しい作品です(もちろんドラマ版も……!)。

Amazonプライム・ビデオU-NEXT 等の動画配信サイトにて公開されていますので、よろしければ一度ロマンス編を観てからプリンセス編を鑑賞してみてください。

 

色んなことが重なり落ち込みがちな今日この頃。

そんな今だからこそ『コンフィデンスマンJPプリンセス編』を観てスカッとしてみませんか?