独身時代に私は何度か街コンに参加しています。
(前回書いた街コン関連の記事はこちら→街コンに1人参加!これってアリ?ナシ? - 生活能力ありません)
複数回参加していると時には事件が起こることも……。
今回はそんな街コン(や、その後)で起きた事件を3つご紹介します。
街コン事件簿
まさかの再会
当時付き合っていた彼と別れて数ヶ月が経過した頃。
そろそろ街コンに行ってみようかなあと思い赤坂で行われている「年上彼氏×年下彼女街コン」に参加しました。
基本立食のパーティータイプの街コンです。
当日受付を済ませて会場に入ると、目の前に見たことのある顔が……。
数ヶ月前に別れた元彼やん。
彼も気づいたようで、一瞬2人そろってフリーズ。
すぐに我に返り離れた場所で待機しました。
幸い自分から声をかけに行くパーティータイプだったため、その後は一度も話すことなく乗り切ることができました。
思えば彼との出会いも街コンでした。
街コンで知り合ったカップルの場合、別れた後に街コンで再開する可能性が十分にあり得ます。
特にこのケースの場合出会ったのは場所こそ違いますが同じ会社が主催の同じテーマの街コンでしたので、その可能性は更に高まります。
これは何度も参加している方なら誰でも起こりえることですので気を付けてくださいね。
(これがグループ固定、座席移動型だったら目も当てられない……!)
夢の国事件
街コンで、というよりその後に起きた事件です。
友人と参加した街コンで出会った男性2人組と4人で2次会へ。
(ちなみに男性側は1人参加同士でその場で知り合ったそうです。)
某夢の国の話題で盛り上がり、行きたいねえ~なんて話をしていました。
その数日後、男性AからLINEが。
「〇月×日のチケット、4人分買っておいたよ!!!」
……んん???
確かに行けるならその日かなあなんて話はした気がするけど……まじで買ったん???
私の感覚的には「〇月×日のチケット買おうと思うんだけど良い?」くらいの一言があっても良いと思うのです。
それがまさかの事後報告という驚きで思わず固まってしまいました。
しかしグループトークには友人も男性Bも「ありがとう!」と投下しています。
私の感覚がおかしいのか?と思ったのですがそうではなかったようです。
後日確認したところ
友人「あれ?とは思ったけど、なんとなく断りづらくて……。」
男性B「ぶっちゃけ酔ってて覚えてなかったから、そういう話になってたのかな?と思って合わせてた。」
とのことでした。日本人特有の流されやすいやつやめてー!
とはいえ私も断れない系日本人なので結局行きました。夢の国。
しかしふたを開けてみれば私以外全員絶叫系がだめ。
かと言ってショーやパレードにも興味がない。
……お前ら何しに来たんだ。
これが気の置けない友人とであれば、雰囲気だけでも楽しめたかもしれません。
実際友人との会話は普通に楽しかったです。
しかし出会って2回目の人たちとアトラクションに乗るでもなくお酒を飲むでもなく……一体何を話せば良いの?
結局いまいち盛り上がらないまま時間だけが過ぎ解散となりました。
盛り上がらないだろうなと思うのなら最初から断る勇気を持つべきだったと思いますし、参加したならもっと楽しめるよう努力すべきだったと思います。
しかし全員がなんとなく流されて参加した結果がこの惨状でした。
後にも先にもここまで盛り上がらない夢の国はないだろうなあ……。
学生のテスト期間中は比較的空いていることが分かったことが唯一の収穫でした。
ひらめきの敗北
事件……だけどちょっと自慢したくもあるお話。
学校居酒屋で開催された街コン。
グループ固定型のよくある形式なのですが、少しだけ違うことがあります。
学校居酒屋はその性質上テストを受けることになります。
そのため街コン中に突然テストが始まります。
(街コンじゃなく普通に友人と行った時もテストを受けさせられましたので、これがこのお店の普通みたいです。)
テストの内容は
- 知識系の問題(漢字、簡単な計算など)
- ひらめき系の問題
に分けられます。
制限時間が終わるとテストが回収され、また最初と同じように会話→席移動が続きます。
「難しかったねえ~」「あの問題分からなかったね~」なんて話つつ、しばらく経った後採点されたテストが返却されます。
先生(スタッフ)「満点の方を発表する!……えれ!以上だ!」
……私……だけ……?
どうやらひらめき系の問題が私以外全滅だったようです。
私自身は脱出ゲームや謎解きが好きだったのもあり、これくらいは普通じゃない?くらいの感覚でしたが、謎解き等に慣れてない人からすれば相当難問だったのでしょう。
何気なく発した「難しかったね~」は完全に嫌味になってしまいました。
学校で「全然勉強してないわー」とか言いながら高得点取ってくるタイプのやつです。
やらかした。
その後はずっと「満点の人」「才女」と呼ばれ続けることとなりました。
嬉しいけど結局名前を覚えられることはありませんでした。
そのため後日LINEでやりとりしても「どの人でしたっけ?」みたいな状態に。
それはそれで……辛い……。
思えばこういう場ではあえてちょっと間違えるくらいの可愛げを発揮するべきだったかなと思います。
満点はそれはそれで話題になりますが、さすがに1人だけ満点というのはガチすぎて引かれたように感じました。
せめてあと1人か2人くらいいてくれたら……。
あ、そういえば満点の景品として駄菓子の詰め合わせをもらいました。おいしかった。
おまけ:解いた問題
ちなみに私以外が全滅した問題はこんな感じの内容でした。
良かったら解いてみてください♪
ある博士が、一日で倍の大きさになる細胞を発見しました。
縦20センチ、横35センチ、高さ40センチの水槽に入れて観察したところ、いっぱいになるまでに48日かかりました。
さて、水槽の半分の大きさになるまでに何日かかったでしょうか?
細かい内容は違うけど大体こんな感じです。答えはわかりましたか?
まとめ
3つの事件を取り上げましたが、改めて見てみると正直どれも私が悪いですね。
- 元彼と出会ったのと同じような条件の街コンに参加したこと
- 場の空気に流されて夢の国へ行ったこと
- テストを頑張りすぎてしまったこと
どれもそもそも私がそれをしなければ起きなかった事件です。
とはいえどれも当時の私にはなかなか驚きでした。
まさか街コンで元彼と再会するとは思いませんでしたし、夢の国にほぼ初対面の人たちと行くとは思いませんでしたし、「満点の人」になったせいで名前を憶えてもらえないんて思いもしませんでした。(最後のに関してはその日のうちにしっかり連絡を取っておけば防げたかも?)
ただ振り返ってみれば色んな出会いがある、色んな経験ができるという点において街コンは非常に楽しかったです。
特に出会いの面はやはり非常に大きな経験となっています。
私自身はジャニオタ時代を除き、基本的に学校や職場といった小さな世界でしか生きてきませんでした。
それが街コンでは色んな世代、色んな職業の方と出会うことになります。
こういった出会いは良くも悪くも刺激になりました。
対人スキルが極めて低い私でも人と面と向かって話せるようになりましたし、周りからの見え方というのを一層意識するようになりました。
(最終的には不快にさせないような見た目であればなんでもOK!という結論に至りましたが。笑)
また間接的ではありますが、街コンに参加していなければ旦那に出会うきっかけには生まれませんでした。
そう考えるとあの約2~3年間は決して無駄ではなかったと思います。
出会いがない……とお嘆きの方はぜひ街コンに参加して、素敵な出会いを探してみてください♪