最近よく聞く「飲む日焼け止め」。
飲む日焼け止めとは日焼けを抑制する成分が配合され飲むだけで日焼け止めの効果を期待できる健康食品で、主にサプリメントとして販売されています。
しかしサプリメントってちょっと怖いし価格も高くて手が出しづらいイメージがありませんか?
もっと手軽に手に入れる方法はないの?とお思いの方は必見!
実は2020年4月より、誰もが知る食品メーカー「明治」から、紫外線ケアが期待できるドリンクが発売されました。
その名も「素肌のミカタ」。
そこで今回はどのような効果が期待できるか?などを探っていきたいと思います!
「素肌のミカタ」とは
「素肌のミカタ」とは、明治から発売されているスキンケアヨーグルトです。
飲むことで紫外線から肌を守ることが期待される機能性表示食品となっています。
概要は下記公式サイトをご覧ください。
機能性表示食品とは?
機能性表示食品とは、特定の保健の目的が期待できるということを表示できる食品ことです。
似たようなものに特定保健用食品(トクホ)というものがありますが、この2つは全く違う物です。
トクホは表示されている効果や安全性が国で厳重に審査され、消費者庁長官から個別に許可を得る必要があります。
一方機能性表示食品というのは事業主の責任において表示されます。
もちろん表示内容には科学的根拠が必要ですし、消費者庁への届出も必要です。*1
しかし国での審査はなく、長官からの個別の許可も必要ありません。
期待される効果
摂取によってMEDの変化が期待されます。
MEDとはどのくらい紫外線を浴びたら肌が赤くなるか?を表す単位です。
値が大きいほど肌に赤みが出にくくなります。
素肌のミカタを摂取することで、このMEDが摂取前よりも高まることが実験によって明らかになっています。(詳しくは公式サイトをご参照願います。)
「素肌のミカタ」の成分は?
本製品の主な成分は「SC-2乳酸菌」「コラーゲンペプチド」「スフィンゴミエリン」の3つです。
以下それぞれについて調べてみました。
SC-2乳酸菌
明治が厳選した乳酸菌の「SC-2乳酸菌」。
乳酸菌はヨーグルトやチーズ、納豆のような発酵食品によく含まれています。
腸内環境を整える効果があり、便通の改善をはじめ様々な健康効果があります。
コラーゲンペプチド
コラーゲンといえば肌に良いイメージがありますね。
コラーゲンは肌のハリや弾力を保つのに必要です。
アミノ酸に分解され、肌以外にも臓器や骨など、身体の様々な器官の健康維持に使われます。
コラーゲンペプチドというのはコラーゲンが分解されるときに、アミノ酸とは別に生成される成分です。
コラーゲンと比べ分子量が小さくより吸収されやすくなっています。
腸で吸収されることで血液に乗って全身に行き渡ることが期待されます。
※ちなみにコラーゲン入りの化粧水などを見かけることがありますが、分子量の大きいコラーゲンは肌からだと吸収されにくい物です。そのためコラーゲンを取り入れる場合は口から摂取した方が効果的といえます。
スフィンゴミエリン
スフィンゴミエリンとは牛乳由来のセラミドの主成分です。
体内で分解・合成されてセラミドとなります。
セラミドというのは肌のバリア機能を働かせるのに必要です。
保湿成分があり肌を乾燥から守ります。
注意点
とってもお手軽な素肌のミカタですが、使用の際には以下のことを意識しましょう。
一度飲むだけじゃだめ
これは素肌のミカタに限らずサプリなどでも同様ですが、一朝一夕で改善されるなんてことはあり得ません。
腸内環境の改善や肌のバリア機能の向上などを目指すには日々の努力が欠かせません。
そのため適切な量を継続的に摂取することが求められます。
よって一本飲んだのに赤くなった!なんて怒ることはないようにしましょう。
塗る日焼け止めも併用する
これもサプリも同様なのですが、必ず塗る日焼け止めも一緒に使いましょう。
いくら「紫外線から肌を守る」というキャッチコピーでも、紫外線を完全に防いでくれるわけではありません。
素肌のミカタ公式サイトのMEDに関する比較写真をご覧いただければわかるかと思いますが、紫外線の照射量によっては赤くなります。
あくまでバリア機能を向上して赤くなりにくくしてくれる、くらいの気持ちで利用しましょう。
塗る日焼け止めについては下記の記事を参考にしてください!
まとめ
明治「素肌のミカタ」は継続して飲むことで紫外線のバリア機能の向上が期待できる飲料です。
もちろん飲むだけで完全に防ぐことはできませんが、塗る日焼け止めと並行して使用することでより紫外線ケアができるかと思います。
1本あたり132円ですのでお財布にも優しい価格になっています。
ちなみに味はすっきりした感じでした。
※私の味覚ですので、個人差はあるかと思います。
私は日焼けをするとすぐに赤くなってしまうので、今年の夏は素肌のミカタを取り入れて少しでも対策していきたいと思います!
*1:届出された内容については消費者庁のサイトから確認が可能です。