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こぶしファクトリーの解散によせて

※この記事は感情のままに思ったことを書きなぐっています。また、メンバーのことはいつも呼んでいるあだ名で書いています。

 

ただひたすらに悔しい。だけど応援したい。複雑な気持ち。

 

こぶしファクトリー


「こぶしファクトリー」の結成が決まった頃。
「グループ名なんじゃこりゃ!?」という気持ちと、「面白そうなメンバーだな!」という気持ちとで、とにかくワクワク感しかなかったと記憶しています。

 

「レコード大賞最優秀新人賞」という華々しいスタートを決めた一方で、メンバーの脱退が相次ぎ、あっという間に8人→5人に減ってしまいました。

1人の脱退はともかく、そこから2人の脱退が続いたときは、このまま解散してしまうんではないかと思いました。

 

しかし5人になっても全く問題ありませんでしたし、むしろパワーアップしていました。

「明日テンキになあれ」を初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。
「この5人なら大丈夫だ。」そう思ったのと同時に涙が止まりませんでした。

 

初期のこぶしの歌唱は広瀬ちゃんれいれいはまちゃんが支えていたと思います。

しかし5人になりのむさんさこの歌唱力がぐんと目立ち始めました。
5人全員がメインボーカルになれる。そんなグループは記憶を辿ってもなかなかありません。

 

こうして一瞬で実力派グループへと変貌を遂げたこぶしファクトリーでしたが、彼女たちの変化はそれだけにとどまりませんでした。

 

最大の武器、アカペラです。

 

リードボーカル、コーラス、ベース、ボイパ……。
こんなことできるアイドル他にいます?私は知らないです。
動画がアップされるたびにブラッシュアップされていき、次の動画が出るのを心待ちにしていました。

 

グループ解散

どこへ行っても戦える最強のグループだ。
そう思っていたのも束の間、2020年1月に、3月30日での解散が告げられます。

 

言葉が出ませんでした。

これからも当たり前に彼女たちの歌が聞けると思っていました。
実力がぐんぐん上がり、どこまで行ってしまうんだろうという期待でいっぱいでした。


それが解散。しかも残された時間はたったの3ヶ月。

覚悟を決めるにはあまりにも短いものでした。

 

それでも彼女たちが決めたことだから残り3ヶ月精一杯見届けようと思っていました。

ところが無情にも新型コロナの猛威は日に日に広がっていきます。
解散発表の時点ではそんなに騒がれておらず、こんなことになるなんて思っていませんでした。

 

気づけば決まっていたイベントやコンサートは次々と中止に。
ファンがこぶしに会える機会がみるみる減っていきます。

 

そして最終的に告げられたのが「無観客での解散ライブ」でした。

 

本人たちも選びたくなかった選択肢だと思いますし、23日に発表されたことから、事務所もぎりぎりまで悩んだことが伺えます。

感染拡大を防ぐためにも仕方のない選択。誰も悪くありません。
「解散ライブ」を「延期」なんてできませんしね(延期できるならなんのための解散だっていう話です)。

 

だから仕方ない。仕方ないんだけど、この気持ちのやり場がないことが辛い

 

もやもやしたまま迎えた最後の日。3月30日。
ファンの声が一切しないライブ。……のはずなのに、私には薄っすらファンの掛け声が聞こえた気がします。

それはきっといつもの掛け声が染みついているからでしょう。
しかしその現象は間違いなく彼女たち5人の熱量が引き起こさせたのだと思います。

本当は彼女たちをサイリウムの光で照らしてあげたかった。

だけど画面上の彼女たちはその必要がないくらい輝いていました。

 

最後に咲いた5輪の辛夷の花は、形容しがたいほどに綺麗だった。

 

結成から今まで決して平たんな道のりではなかった彼女たち。

最後の最後までハプニング……というのもある意味では彼女たちらしいのかもしれません。

こんな前代未聞の解散ライブをやった彼女たちは紛れもなく「伝説のグループ」です。

が、神様は一体どれだけの試練を彼女たちに与えれば気が済むんだろう。

 

メッセージ

何を言えばいいかわからなくなってきたので、一人一人への思いを手短に書いて終わりたいと思います。

 

 

広瀬ちゃん

グループとして色々あったことで、リーダーとしての責任を感じてしまうことも沢山あったと思います。結成時からのリーダー、本当にお疲れ様でした。あやぱんのよく通る歌声が大好きでした。事務所を離れるのは寂しいけど、これからもどこかであやぱんの歌が聞けることを期待しています。

 

れいれい

「ハロプロに残る」という選択は簡単なものではなかったと思います。だけど昨日の「こぶしの居場所を作りたい」という言葉で全て納得しました。これからも活躍を見続けられることを楽しみにしています。またどこかでボイパを聞ける機会があると良いな……。

 

はまちゃん

初めて認識したのは「スッピン歌姫オーディション」のとき。上手く歌えなくて悔し泣きしていた女の子が、いつの間にこんな太い声で歌えるようになったの!?と驚かされました。研修生時代の「はまちゃん大佐」、可愛かったなあ……。これからもモデルとしての活躍を期待しています。

 

のむさん

小さくて可愛い女の子、という印象だったのが、気づいたら素敵な女性に成長していました。多分グループで一番変化したのがみなみなだと思う。海外で色んなことを吸収して、また気が向いたら私たちの前に戻ってきて更に進化した姿を見せてくれると嬉しいな。

 

さこ

さこのほんわかした空気感が、こぶしの良いスパイスになっていたと思います。これからは普通の女の子に戻ってしまうのが寂しくもあるけど、今まで経験できなかったことをいっぱい経験して素敵な女性になってください。 

 

5人とも今まで沢山のわくわくをありがとう!

今日からの皆さんの新しい人生が幸せにあふれたものであることを心から祈っています!