引越し、進学、就職、結婚……生きていると沢山の環境の変化がありますよね。
こうした変化にすぐに順応できる方もいれば、そうでない方もいるかと思います。
私もすぐに順応できない側の人間です。
周りはどんどん馴染んでいくのに私は……と凹む気持ち、すごくわかります。
そこで今回は私の経験も交え、そんな不安を解消するための方法を10個ご紹介します!
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環境の変化による不安を解消するための10の方法
これから書くことは全部やれ!というわけではありません。
あくまでこれなら自分もできそうかな?と思う部分だけ参考にしてください。
1. 普段通りの生活を心がける
なんといってもまずはこれが一番です。
日々の生活を送っているうちに、少しずつ慣れてくる部分も多々あります。
焦っていつもと違うことをすると逆に悪い方に転んでしまうこともあります。
自分が頑張れる範囲以上に頑張ってしまうと、どこかで無理が生じてきます。
そんな中でずっと生活しなきゃならないのは辛いですよね?
だからこそ可能な限りいつも通りの生活を送れるよう心がけましょう。
2. 生活に慣れる
新しい環境に入ってすぐに慣れることができるのは一部の人だけです。
殆どの人は少しずつ少しずつ慣れていきます。
だから最初はあまり焦らずに様子を見ても良いかもしれません。
完全に不安を解消!とまではいきませんが、ある程度は時間が解決してくれると割り切ってみましょう。
3. 外に出る
おうちの中は自分の世界ですから、居心地が良いのはすごくわかります。
だけどずっと一人でいるとどうしてもあれこれ考えてしまいがち。
ただでさえ環境に対応できなくて落ち込んでいるのに、これではどんどん深みにはまる一方です。
そこで少しだけ外に出てみてはいかがでしょうか?
お買い物でもいいし、近所の公園までお散歩程度でも構いません。
短時間で良いので外に出ることで良い刺激になるかと思います。
外に出ると「こんなお店があったんだ!」「こっちへ行くと川があるのね!」というような発見があって楽しいですよ♪
4. 趣味を見つける
趣味なんてないし……という方も、色々チャレンジしてみると意外な発見があるかも?
私の旦那は転勤したときに、ボルダリング、アナログゲーム、自転車……とにかく色んなことを経験したそうです。
趣味に没頭している間はそれだけに集中できるので、不安を感じなくて済みますよね。
それに楽しみがあると、それに向かって頑張ろうと思えます。
趣味を追求していくうちに良い出会いもあるかもしれませんね♪
5. 身近な話し相手を見つける
自分の世界が家庭内だけだと、周りとの繋がりを遮断されて閉塞感を感じやすいかと思います。
だからこそ外部とのつながりは大切です。
職場の同僚、ママ友、趣味の仲間など、なんでも話せる相手がいるととても心強く感じます。
信頼できる相手がいるのは良いことですし、話すことで気分転換や頭の整理になるかと思います。
ご結婚されている方の場合は特に、配偶者以外でこういう相手がいると良いかもしれません。
6. 考えを文字に起こす
漠然とした不安や考え事を、文字にしてみましょう。
紙、スマホのメモ帳、ツイッター、ブログ……なんでも構いません。
ずっと頭の中だけにあったものを文字にしてみると頭の整理になるのでとってもおすすめ!
ちゃんとした文章でなくて、箇条書きでOKです。
「漠然とした不安」はぼんやりとしていて原因が見えにくくなりがち。
文字に書き起こすというのは、その原因を具体化していく作業です。
- 今の自分はどんな状況か?
- 自分に足りないものは?
- 自分が求めているものは?
こういったことが見えてくると、それに向かって格段に動きやすくなるかなと思います。
また書き出すという行動自体も不安解消になりますので、非常におすすめです。
7. リラックスできることをする
新しい環境はストレスを感じやすいです。
ストレスが溜まっていくと不安はどんどん大きくなってしまいますよね。
少しでもストレスを解消するためにも、リラックスのできることをしてみてはいかがでしょうか?
お風呂に入る、読書をする、映画を観る……なんでもいいので、自分の心を癒す時間を持ちましょう。
私の場合は圧倒的にお風呂タイム!
大好きな入浴剤を入れながら湯船につかっているととても落ち着きます♪
おすすめはラベンダーの入浴剤!
ラベンダーの香りには不安を落ち着けてくれる効果があるそうです。
アロマや入浴剤でぜひ試してみてください♪
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8. 体を動かす
外で思いっきり動いてもいいですし、自宅で軽い筋トレやストレッチでも構いません。
無理のない範囲内で体を動かすことは心身ともにメリットが大きいです。
幸せホルモンのひとつであるセロトニンは、適度な運動によって増えると言われています。
セロトニンが最も活性化するのは単純なリズム運動。
ウォーキングや軽いジョギング、自転車などのことですね。
逆に激しい運動や複雑な動きのものはあまり効果がないみたいです。
とはいえ体を動かすのは気分転換になりますし、肥満予防にも効果的です。
意識的に体を動かしてみるのも良いかもしれませんね。
9. 思いっきり泣いてみる
実は泣くことはストレス解消になるってご存じでしたか?
ストレスが溜まった結果思いっきり泣いてみたり、感動的な映画を観て泣いてみたり……泣いたあとってちょっとすっきりしませんか?
これにはちゃんと理由があります。
実は泣くときは副交感神経が働くのです。
この副交感神経というのはリラックスしているときに高まりやすいものです。
入浴後に眠くなるのはこのためです。
ストレスが溜まっているときは交感神経が高まり、いわば緊張・興奮状態といえます。
しかし感情が高ぶり泣くことで副交感神経が高まり、リラックス状態に切り替わるのです。
だから辛いときは我慢せずに泣く。これが大切です。
あ、たまねぎを切ったときや目にゴミが入ったときの涙は効果がないので気を付けてくださいね!
10. 心療内科に行く
色々試した結果どうにもならない場合は心療内科に行くのも手です。
実際に私は3ヶ月ほど通っていました。
カウンセリングで話を聞いてもらうだけでも、気持ちの整理としては十分です。
また今の自分の精神状態を客観的に知る良い機会にもなります。
お薬が処方される場合もあるので、その時は必ずお医者さんの指示を守りましょう。
ペースは人それぞれ
10キロマラソンを40分で完走できる人もいれば、1時間以上かかる人もいますよね。
それと同じで新しい環境に順応できるまでの早さは人それぞれです。
だからこそ周りはもう馴染んでいるのに……と焦る必要はありません。
焦ってペースを乱してしまうと心身にまで影響が出てきます。
ここまで書いた10個の項目も、焦って取り掛かるのではなく自分で出来そうな範囲で行うようにしましょう。
頑張りすぎた弊害
私自身は無理に頑張った結果見事に心身がダメになりました。
以下はその実録です。
結婚当初のこと。
関東から関西へと引越し、全く知らない土地で知り合いもいない状態。
仕事自体は同じ会社でしたが、人間関係はまた一から築かなければなりません。
初めて実家から離れたことで不慣れなことだらけでした。
そんな中旦那は私が少しでも早く環境に馴染めるように、色々な所へ連れて行ってくれました。
主に趣味関係の繋がりです。
「〇〇さんと仲良くしな」「もっと人と交流した方がいいよ」
そんなことをよく言われました。
旦那にとっては100%善意の行動です。
だから断ることができませんでした。
しかし私はそんなハイペースで対応していくことができません。
満杯になったタンスの中に無理やり洋服を詰め込むようなものです。
その結果、4ヶ月程経った頃に一気に弾けました。
声が出ない、身体が動かない、涙が出るetc...
今まで経験したことのない異変が心身に表れました。
この状態がしばらく続きさすがにまずいと感じて心療内科に駆け込みました。
その後旦那に今まで無理していたことを伝え、自分なりのペースで環境に対応していくことに。
するとみるみる症状は改善し、最初は手放せなかった薬も数ヶ月後には全く必要なくなりました。
改めて自分のペースを守ることの大切さを痛感しました。
まとめ
引越し、進学、就職、結婚……これらのライフイベントによって、私たちを取り巻く環境が大きく変化します。
周りがどんどん環境に馴染んでいく中取り残されてしまうのは辛いですよね。
しかし無理に周りに合わせようとすると、どこかで疲れが出てしまいます。
だからこそ、出来る限りいつも通りの自分でいることが大切。
だけどやっぱり不安は感じるものです。
漠然とした不安に悩まされ続けるのは本当に辛いもの。
そんな時は自分の出来る範囲でやれる対処法を試してみてはいかがでしょうか?