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ジャニーズにはまったら人生が変わったお話〜出会い〜

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今回はジャニーズに初めて触れるまでを書いていきます。

 

きっかけはテニスの王子様 

小学生の頃の私は漫画とゲームが大好きで、休み時間は教室でずっと絵を描いているタイプの女の子。

自信を持って友達と呼べるのはNちゃんとAちゃんの2人くらい。

とはいえ一部のキラキラ女子たちを除き、基本的には誰とでも仲が良く穏やかな日々を過ごしていました。

 

高学年の頃まっていたのが『テニスの王子様』です。 

とりわけ天才・不二周助が大好きでした。

あの王子様のようなルックス、つかみどころのない性格、全てが私の心を掴んで離しません(ちなみに今は柳生比呂士推しです。紳士!)。

漫画はお小遣いで少しずつ買い集め、アニメは毎週欠かさず観ていました。

 

さて、『テニスの王子様』は10巻毎にファンブックが発売されています。

『テニスの王子様公式ファンブック10.5』には「登場人物に似ている有名人」的なコーナーがありました。

私の好きな不二くんに似ている芸能人として挙げられていたのが嵐の相葉雅紀さんでした。

 

嵐との出会い

当時は嵐の存在自体は知っていましたが、曲は「ARASHI」くらいしか知りません。

メンバーも、見ればわかるものの名前だけ言われてもスッと顔が出てくることはありませんでした。

「相葉雅紀」ってどんな人だろう?

今でこそネットで調べればいくらでも出てきます。

しかし当時はまだ家庭でのインターネット使用が今ほど普及していませんでした。

気になったからといって今のように気軽に調べることはできません。

 

そこで頼ったのが友人のNちゃん。

Nちゃんは大の嵐ファンです。

「嵐の相葉君ってどんな人?」

するとその日の放課後、私の家まで雑誌の切り抜きを持ってきてくれました。

 

ああ、この人が相葉君か。

 

長めの茶髪と優しい笑顔。

確かに不二くんに似ているかもしれない。

 

その日からNちゃんはCDや雑誌を貸してくれるようになりました。

気づけばテニプリ抜きに嵐のことが気になるようになっていきました。

そしてついに手にしたCDが「とまどいながら」。

これが私にとって自分の意志で買った初めてのCDになります。

とはいえ自分の中の最優先がテニプリであることは変わりません。

相変わらず漫画を読んだりお絵描きしたりゲームをしたり……。

 

中学生になるとジャニーズファンを公言する女子が格段に増えました。

特にデビューして間もないNEWSは、クラスの女子の大半が好きでした。

だけど私は相変わらず嵐くらいにしか興味はありません。

 

続く