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FF7Rクリア後考察 ※ネタバレ注意

今回は『ファイナルファンタジー7リメイク』のストーリーに関して思ったことをつらつらと書いて行きたいと思います。

 

 

FF7の世界

FF7の世界はループする世界なのだと思います。

17章のエアリスの発言を「エアリスは何度もあの悲しい最期を迎えている」と受け取りました。

ループの自覚のあるエアリスはあらゆる手段を試しますが、結局は決められた運命通りにしかなりません。

そもそもなぜループしているのか?というのは後述のフィーラーに関しての考察で触れたいと思います。

 

フィーラーの存在

「運命の番人」であるフィーラー。

沢山の方が言っていますが、フィーラーはFF7を原作通りの展開に勧めるための存在。

いうなれば過激派の原作厨です。

 

フィーラーは倒しても倒しても無数に出てきます。

それはなぜか。

きっとフィーラーはFF7の原作(またはインター版)を遊んだプレイヤー自身だからでしょう。

 

先ほど「FF7の世界はループしている」と言いました。

このループとは恐らく「FF7がプレイされた回数」なのではないでしょうか。

 

原作は物語の起承転結こそ決められていますが、ユフィやヴィンセントを仲間にするか、デートイベントなど、ある程度の自由は与えられています。

しかしこれらは物語の進行としてはあまり意味がありません。

ユフィやヴィンセントを仲間にしなくても物語は普通に進行しますし、デートで誰を選んだからって何が変わるわけでもありません。

フィーラーは大きな変化が起きそうな場面にしか登場しないのはこれが理由なのだと思います。

 

結末が変わりそうな時は全力で阻止するが、それ以外はなんでもいい。

フィーラーの存在については賛否両論ですが、私は良かったと思っています。

 

次回作以降の展開

次回作以降はとにかく未知数です。

フィーラーを倒してしまった以上あらゆる可能性が生まれてしまいました。

原作とは異なる展開もあり得る一方で、原作通りの展開の可能性も十分あります。

ただエアリスやセフィロスはいち早くこのループを察知しているわけですし、違う未来になる可能性が極めて高いのではないかと思います。

 

ザックスの生存についても気になるところですが、エンディングの感じからするとあのザックスは別の世界線のザックスなのだと思います。

だから本作のクラウドたちが生きる世界のザックスは原作同様既に亡くなっている。

それでもどこかで生存を期待してしまってる自分がいます。

 

アバランチの面々は少なくともビッグスの生存は確定(ザックス同様世界戦は違うかもしれませんが)。

ウェッジは神羅カンパニーでその後どうなったかわかりません。

ジェシーの安否も不明のままです。

できれば別の世界線で良いからジェシーは女優になる夢をかなえて今度こそゴールドソーサーで主役を演じて欲しいなあ。

お父さんも事故に遭わず、両親揃って晴れ舞台を観て欲しい。

 

まとめ

「ファイナルファンタジー7リメイク」の「リメイク」というのは最初はただの「FF7の焼き直し」だと思っていました。

しかし実際に遊んでみると「FF7の世界そのものをリメイクする(作り替える)」という意味でした。

 

本作は新しいFF7の序章になります。

本作のストーリーがミッドガル脱出までというのも、実際にプレイした人ならば納得いくかと思います。

 

かつて原作をプレイした人の中にはきっと「もしエアリスが生きていたら」「もしザックスが生きていたら」といった「もし」を考えたことのある方が沢山いると思います。

次回作はきっとその「もし」が叶う構成になるのでは無いでしょうか。

 

次回作が出るのが一体何年後になるかはわかりません。

ただ間違いなく私は次回作で遊びます。

何年待つことになっても遊びます。

 

それだけ大満足。

ここ最近遊んだゲームの中で一番の名作。

私はそう心から思います。