生活能力ありません

生活能力0(ゼロ)から始める結婚生活

社会人の遠距離恋愛の実態

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結婚前の約9ヶ月間、関東⇔関西の遠距離恋愛をしていました。

今回はその実体験を書いていこうと思います。

 

 

頻度

連絡

連絡は比較的マメで、毎朝起きてから、昼休み、仕事終わりにそれぞれ取っていました。

内容は「おはよう」とか「仕事疲れたー」とか同じような内容でしたが、全く連絡を取らないよりはずっといい!

連絡を取らないって不安じゃありませんか?

近距離に住んでいたとしても殆ど連絡を取らないのはちょっと……と感じる方はいらっしゃるかと思います。

それが遠距離になればなおさらです。

だからこそ毎日、それが難しければ2~3日に1回は連絡を取りたいところです。

 

また以前ブログでご紹介したのですが、『ドラクエ10』でオンライン上で遊ぶことも多々ありました。

www.ere-op.xyz

ゲーム中はチャットかLINE通話でやり取りします。

会話しながら一緒に何かするという行為は普通のデートとあまり変わりありません。

ドラクエ10に限らずオンラインのゲームは遠距離恋愛に非常に有効と考えています。

最近ではあつ森も良いかも!

 

 

 

デート

会う頻度はおおよそ月2回。1回は関東、もう1回は関西です。

ドラクエ10も含めたらほぼ毎日ですが。笑

私は実家暮らしだったので、関東に来たときはホテルを取り、逆に関西に行くときは彼の自宅に泊まっていました。

 

余談

最初のうちは大阪駅、梅田駅の構造が全く分からず苦戦しました。

一時的に別行動したときに「ビッグマンで待ち合わせで!」と言われても「どこだそれ」って感じでしたし、ビッグマンの場所が分かってもそこへの道のりが分からない……ということが多々ありました。

新宿駅に慣れる前を思い出しましたね……。

 

喧嘩したとき

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お互い不安な気持ちが強かったのか、喧嘩することも多々ありました。

そんなときは無理に連絡を取らず一旦冷却。その後タイミングを見て電話をします。

文字だけだと細かいニュアンスが伝わらず誤解を招くことがあります。

その点声で伝えるとその細かいニュアンスまで伝えることができます。

 

私は不満をあまり言わずに溜めて、あとから爆発するタイプです。

しかし彼は度々「思ったことは言葉にしよう」と言っていました。

これは本当に大切です。

言葉にしないと伝わらないことは沢山あります。その中で誤解が生まれて喧嘩に発展することもあります。

また、相手は普通だと思っていることも、自分は不快に感じるということもありませんか?

最初は許容できたとしても、そういったことは今後お付き合いを続けていくうちに少しずつ不満として蓄積されていきます。

だからこそ、できるだけ思いは口にしましょう。

(不満だけでなく、感謝もきちんと伝えましょうね!)

 

しんどかったこと

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金銭面

前述の通り関東と関西を月2回行ったり来たり。とにかく交通費・宿泊費がかかりました。

仮に東京駅から新大阪まで新幹線の自由席で行ったとして、片道運賃は13,870円(2020年6月現在)。

ホテルの宿泊費が大体1室1万円前後。

これらに加えて外食費などがかかってきます。

(彼宅にはコンロがなく料理が作れませんでした。)

 

そんなわけでこの頃の私は自分に使うお金がほとんどありませんでした。

 

以前は毎月通っていた美容院の頻度も2~3ヶ月に1回になりました。

ネイルはサロン→セルフになりました。

大好きだった新宿ルミネでのお買い物もしなくなりました。

 

当時は辛かったけど、だんだんその感覚にも慣れて今ではすっかりゆるゆるです。笑

 

体力面

関西へ行く日は金曜の仕事終わりに新幹線の駅へ直行。

22時頃に新大阪に着いて更に移動してバスに乗って、翌日は午前中からデートして……。

関東に来た時も1日中歩き回り、ホテルに帰るのは夜遅く。

 

さすがにしんどかったです。

デート中体調を崩すこともあり非常に申し訳なかった……。

 

そんな私に起こった悲劇。

急性扁桃炎にかかり病院で薬を貰って何とか治るも、2週間後に再発。

その後1ヶ月程重い咳に苦しみ、喉の腫れによって軽い呼吸困難に。

咳も喉の腫れも治まると、今度は全身の肌荒れと蕁麻疹。

肌荒れ→保湿で治る→蕁麻疹→掻いてしまう→肌荒れ→……というループがしばらく続きましたが、発症から1年後くらいにパタッと治まり今では全く問題ありません。

どうも疲れで免疫ががっつり下がっていたようです。

休養って大事。

 

別れが辛い

毎回別れは辛かったです。

近距離に住んでいればそんなことはないと思います。

しかし新幹線の距離となるとそう頻繁には会えませんし、何かあった時にすぐに駆けつけられる距離ではありません。

だからこそ毎回別れ際は改札前で涙していました。お恥ずかしい!

 

楽しかったこと

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毎月旅行

今まで旅行なんて年に1~2回程度でした。

そんな感じなので毎月関西に行けるのは純粋に楽しかったです。

有名スポット、彼のおすすめの場所、見るもの見るもの新しく感じました。

そのためデートの充実感は計り知れません。

 

絆が深まった

お互い不安や不満もあり衝突することも多々ありました。

しかしそれがあったからこそ、今では円満な家庭を築くことができています。

「これを言ったら(されたら)嫌がるよな」というラインは衝突によって判明しました。

当時は「こんなに喧嘩ばかりで大丈夫なのかな……」と何度も思いましたが、あの時の私に言ってあげたい。

結婚から1年後にはすっかり喧嘩もなくなってるよー!

 

会える時の喜びが倍増

気軽に会えない分、やはり会えた時の喜びはとても大きかったです。

会えない期間は不安の方が大きいですが、一目見ただけで安心できます。

「やっぱり好きだー!」と何度も実感できたのもあり、あまり倦怠期というものはなかった気がします。

 

彼と会える日は新しいお洋服をおろしたり、普段以上に丁寧にメイクをしたり、とにかく気合が入っていました。それだけその時間が大切だったのです。 

 

まとめ

ちょっと恥ずかしかったですがいかがだったでしょうか?

相手の顔が見られないことはどうしても不安要素になってしまいます。

それでも乗り越えられたのはやはり相手のことが好きだったということに尽きます。

またくどいようですが、ドラクエ10でのオンライン上でのデートは非常に有効でした。

仕事終わりに「ハチ公前で待ち合わせね!」くらいのノリで「グレン城下町の酒場前で待ち合わせね!」なんて言えるって楽しくないですか?

ドラクエ10を入手してからは帰ってからログインするのを毎日楽しみにしていました。

 

私たちの場合はゲームが共通の趣味なのでオンラインゲームが有効でした。

しかし中にはゲームが苦手、オンラインゲームができる環境がないという方もいると思います。

その場合は今はLINEやZOOMなどを使ったビデオ通話も盛んですし、まだ導入していない方もこの機会に導入してみてはいかがでしょうか?

 

遠距離恋愛では不安なことも沢山あると思います。

毎日毎日「会えない……辛い……」と思うのはとてもしんどいです。

だからこそ自分なりに少しでも不安解消ができる手段を考えてみるのも良いかもしれませんね。